今回は本格水冷のソフトチューブとハードチューブを色々な項目から比較してみます。
【難易度】
一般的にソフトチューブが初心者向けでハードチューブは上級者向けと言われていますが、どちらも一長一短」だと個人的には思います。
初心者がハードチューブを選択しても何ら問題ありません。
【見た目】
人気はハードチューブだと思います。
ちなみに僕はソフトチューブが好みです。
では、僕のポンコツPC画像で見た目の違いを比較してみます。
ソフトチューブ
ハードチューブ
結構、見た目の印象は変わります。
【メンテナンス】
圧倒的にソフトチューブが楽です。
ソフトチューブにはクイックリリースと呼ばれる画期的なフィッティングがあります。
試しに、クイックリリースで簡単なループを作成してみました。
このように水路を切り離してもクーラントが漏れないのです。
頻繁に取り外しするパーツを中心にクイックリリースを設置すれば排水がかなり楽になります。
【チューブの加工】
ソフトチューブはチューブカッターで切断するだけです。
真っ直ぐ切断する自信があればハサミやナイフを使用しても良いですが、チューブカッターを使用した方が簡単です。
補足ですが、切断面が斜めになると水漏れの原因になります。
ハードチューブの場合はパイプカッターで切断した後、リーマーと紙ヤスリで切断面を仕上げる必要があります。
ソフトチューブより手間は掛かりますが、作業内容的には難しくありません。
【フィッティング】
ハードチューブとソフトチューブではフィッティングの構造が異なります。
ソフトチューブはコンプレッションと呼ばれる土台にチューブを差し込んでからキャップを締めます。
キャップが固くてチューブが捻れやすいです。
ハードチューブの場合は、シーリングを受けとキャップで圧着させます。
チューブが真っ直ぐ入っていればキャップは簡単に締まりますし、チューブが捩れる事もありません。
配管に関してはハードチューブの方が楽ですね。
【曲げ】
ハードチューブの曲げには2種類の方法があります。
最初はヒートガンで熱してから曲げる方法です。大半はこの方法で曲げます。
最初は難しく感じますが、数本曲げると簡単に曲げられます。
もう1つはフィッティングを使用する方法です。
中間フィッティングを使用すれば90°の曲げも簡単です。
また、アングルを使用すれば45°や60°にも曲げられます。
【まとめ】
完全に好みの問題なので、お好きなチューブを使用すると良いと思います。
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