先輩から「そろそろクーラントを交換して半年が経過するから交換しようか?」と言われました。
水冷は定期的なメンテナンスが必要らしく、交換ついでに水冷の知識も伝授してもらう事にしました。
とりあえず、交換の前に薬局で精製水を6本購入してきました。
精製水で内部を洗浄して新しいクーラントに交換するらしいです。
最初に古いクーラントを抜きます。
この部分が排水口になっているらしく、ここから古いクーラントを抜きます。
余っているチューブが見当たらなかったとの事で、今回はフィッティングを繋げて排水口を延長します。
排水口を開くとクーラントが出てきました。
次に、クーラントが全て抜けたら精製水を注入して内部を洗浄します。
マザーボードを通電せずにポンプを動作させるには、こんな部品を使用すると便利みたいです。
こんな感じに24pinケーブルの先端へ装着します。
この状態で電源をONにするとポンプが作動します。
後は、精製水が完全な透明になるまで何回も排水と注入を繰り返します。
少しずつ薄くなってきました…
更に、何回も排水と洗浄を繰り返すと完全な透明になりました。
これで、ようやくクーラントを注入する事が出来ます。
何本かクーラントをもらったのですが、今回はKOOLANCE LIQ-702PR-Bを使用する事にしました。
「色は良い感じだけど粘度が高過ぎる」と先輩は申しておりましたが…
クーラントが循環した後に内部のエアーを抜き、数時間ほどリークテストと呼ばれる水漏れチェックを行います。
確かに透明感のある紫が良い感じです。
リークテストをクリアしたら配線を戻してPCを起動させます。
流量計を見ると確かに30L/Hほど流量が下がってました…
冷却性能に問題がなさそうであれば、このまま使用する事にします。
最後にOCCTでCPUとGPUに負荷をかけて温度を確認してみます。
CPUは80℃前後、GPUは50℃前後と特に問題はなさそうです。
水温も40℃に満たない状態だったので同じく問題はなさそうです。
次はチューブの交換に挑戦してみたいですね。
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