クーラント交換

先輩から「そろそろクーラントを交換して半年が経過するから交換しようか?」と言われました。

水冷は定期的なメンテナンスが必要らしく、交換ついでに水冷の知識も伝授してもらう事にしました。

 

とりあえず、交換の前に薬局で精製水を6本購入してきました。f:id:Sirius_PC:20200205152845j:plain

精製水で内部を洗浄して新しいクーラントに交換するらしいです。

 

最初に古いクーラントを抜きます。f:id:Sirius_PC:20200205154616j:plain

この部分が排水口になっているらしく、ここから古いクーラントを抜きます。

 

余っているチューブが見当たらなかったとの事で、今回はフィッティングを繋げて排水口を延長します。f:id:Sirius_PC:20200205154813j:plainf:id:Sirius_PC:20200205155116j:plain

排水口を開くとクーラントが出てきました。

 

次に、クーラントが全て抜けたら精製水を注入して内部を洗浄します。f:id:Sirius_PC:20200205155314j:plain

マザーボードを通電せずにポンプを動作させるには、こんな部品を使用すると便利みたいです。

 

こんな感じに24pinケーブルの先端へ装着します。f:id:Sirius_PC:20200205155620j:plain

この状態で電源をONにするとポンプが作動します。

 

後は、精製水が完全な透明になるまで何回も排水と注入を繰り返します。f:id:Sirius_PC:20200205155846j:plain

少しずつ薄くなってきました…

 

更に、何回も排水と洗浄を繰り返すと完全な透明になりました。f:id:Sirius_PC:20200205160023j:plain

これで、ようやくクーラントを注入する事が出来ます。

 

何本かクーラントをもらったのですが、今回はKOOLANCE LIQ-702PR-Bを使用する事にしました。f:id:Sirius_PC:20200205160309j:plain

「色は良い感じだけど粘度が高過ぎる」と先輩は申しておりましたが…

 

 クーラントが循環した後に内部のエアーを抜き、数時間ほどリークテストと呼ばれる水漏れチェックを行います。f:id:Sirius_PC:20200205161949j:plain

 確かに透明感のある紫が良い感じです。

 

リークテストをクリアしたら配線を戻してPCを起動させます。f:id:Sirius_PC:20200205161346j:plain

流量計を見ると確かに30L/Hほど流量が下がってました…

冷却性能に問題がなさそうであれば、このまま使用する事にします。

 

最後にOCCTでCPUとGPUに負荷をかけて温度を確認してみます。f:id:Sirius_PC:20200205163645j:plainf:id:Sirius_PC:20200205174040j:plain

 CPUは80℃前後、GPUは50℃前後と特に問題はなさそうです。

水温も40℃に満たない状態だったので同じく問題はなさそうです。

 

次はチューブの交換に挑戦してみたいですね。

  

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